2012/08/11（Sat）

先月です

三島へリハーサルに行った時　みかけた光景

子供たちが小川で遊んでいました
水面に浮きながらタニシを探したり　橋から飛び込んだり

驚いたのは　その水の透明度
東京の水に慣れてしまっていたせいか
とんと忘れていました
3年前はこの水と共に暮らしていたのに

僕の小さい頃もこんな感じで
なつやすみになると決まって川へ行って遊んでいました

魚は　釣るものではなく　取るものでした
夜　暗くなってから　軽トラで川へ行き
川の石の下に手をつっこんで　ヤマメを取る
手が小さいので　父親のフォローが必要
この「フォロー」が壁だったなぁ
ちょっと大きくなって　「フォロー」が要らなくなった時
すごく景色が広く見えたような記憶があります

川から帰ったら　炭を熾して網の上で焼いて　食す
大きいヤマメは　じいちゃん　父親
小さいヤマメは　僕たち子供
ばあちゃん　母親　は　「いらん」と

魚は　買うのでなく　釣るのでなく　取るものでした

あの三島の子供たちをみて
自分の中の　なつやすみ　を思い出し
忘れちゃいかんなぁと　頭を小突く

世間では　お盆休みに入ったとか

社会に出てからというもの
毎年この時期　きちんと「お盆」を感じ取れていないのが
本当に悔しい

たった1日のお休みでも
なつやすみのように過ごそうと思います