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こいけじゅんのブログです。
2024/04/25(Thu)
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2014/11/29(Sat)


FUJIGEN(フジゲン)
工場見学に行ってきました

かつて「世界一のギター工場」と言われたフジゲンです
極めてクオリティの高いギターは
かのGibsonやFenderのマネージャークラスが訪問するほど
世界で有名でした

Fenderが日本でFender Japanを展開できたのも
フジゲンの存在が欠かせない出来事でした

フジゲンは今長野県大町市に工場を構えています



工場内は撮影禁止でしたので「ファクトリーハウス」という
一般の人向けのショールームの写真をご覧いただきます


キレイなフレイムメイプル
ファクトリーハウスには様々な木材が展示されています
ギターファンにはうれしい数々です


壁に書かれたフジゲンの歴史

実は工場見学に行く前に
創業者横内祐一郎さんのことを調べてから臨みました

フジゲンは1960年代
信州で手工バイオリンを手がけていた会社でした
しかしすでに時代はギターの波
「バイオリンのような繊細で特別な楽器は誰もが持てるものではない」
「これからはギターが売れるし利潤も多い」
としてギター製作に転換します

しかし当の横内さん
実はギターに関しては全くの素人
このギター製作にあたっては
2,500円(当時)のギターを買ってきて
見よう見まねで製作したというツワモノです

そういう歴史を事前に知識として入れてから工場へ伺うと
単なる工場見学とは違う味わいがありました



工場見学で一緒だったアメリカ人のキャンベール・グレイグさん
埼玉でジャパンヴィンテージばかりを集めては修理し
それをアメリカへ販売をしているというリペアマン

この日持ってきてくれていたギターを見るだけで
マニアック具合が伺えます

「日本の60~70年代ギターは素晴らしい」
「グレコのハムバッカーはMaxonが作っていたこと君は知ってる?」
「Teiscoのゴールドフォイルは秀逸だ」

こんな会話を延々しておりました
まさか同じ興味を持った方が他にいるとは予想してませんでしたので
工場見学というよりもこの人に出会えたことが素晴らしかった

長野県には素晴らしいギター工場や会社がいくつもあり
なんだか縁を感じずにはいられないです

何かもっとおもしろいことができたらいいなぁ



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