2013/09/28（Sat）

日本での報道がどのような温度感かわかりかねますが

明日29日から
「自由貿易試験区」と呼ばれる上海の東の地域で
FacebookとTwitterのアクセスが解禁される

・・・らしい

表向きは
投資や貿易 金融の規制を緩和して外国企業を誘致する
とされてますけど
頭のいい中国人たちや世界中のキレ者がこの政策をどう使うのか


中国ではインターネットアクセスの制限がとても厳しいんです
中国国内のサイトを閲覧するのは何ら問題ないので
それに気付かないこともあるようだけど
外国人からしてみたらその面倒くささは明らか

グレートファイアーウォールと皮肉られた検閲システムが
その根源なのですがまぁこれが面倒なヤツ
※グレートウォールは 英語で万里の長城という意味です

実際には
ある別のサービスを使えばこの壁をひょいと乗り越えられるんですが
僕は使っていません

運よくこのブログサーバーは制限がかかっていなかったので
ブログの更新も全然普通にできるんですが
Facebook Twitter YouTubeは基本アクセスできません
Googleも撤退してしまったからアクセス相性がとても悪い

それらが上海の一部の地域でアクセス可能ともなると
一気に世界中の人間との距離が近くなり
今よりもはるかに民主化運動が起きやすくなるのかも！？
みたいな憶測が出たり　出なかったり

ま　そんなことなんかは中央政府はすでに見越しているワケで
この先なにかが大きく変わるってことがあるのかね

僕が普段接している中国人たちは
見事にグローバルな人たちばかりなので
そりゃ世界のいろんなことを知っているのですが
まだまだ中国には
国内のことしか知りえないような生活を送っている人たちが
何億人といます

この人たちがなんのフィルタもなく情報を得る時代が来たら
この国はどうなってゆくのでしょう
（だから中国政府はそうならないように制限をしてんだけど）

ちなみに我が家は
上海の西部に位置しておりますので
今回のアクセス解禁については　なんの恩恵もありません、、、

僕みたいな一般ピーポーは
アクセスできるようになればいいなー程度に思ったのですが
そういうレベルには関係のない話でした